エレベーター保守点検費用マンション設備管理の適正価格
5大メーカー(三菱・東芝・日立・オーチス・フジテック)を中心とする寡占のため、保守点検費用が高止まりしていましたが、
80年代以降、保守専業の独立系メンテナンス会社が登場し、メーカー系の半額以下の点検費用で受託するようになりました。
現在でも5大メーカーがエレベーターの保守管理しているマンションなら、大きく減額できる可能性があります。
見積り例
管理会社の見積り
年額:744,000円
弊社の見積り
年額:360,000円
見積り例
- 東京都荒川区
- 住戸数:187戸
- エレベーター:2基
管理会社の見積り
年額:1,995,840円
弊社の見積り
年額:699,840円
エレベーター保守点検費用について
- これまで5大メーカー(三菱・東芝・日立・オーチス・フジテック)を中心とする寡占市場が形成されていたため、保守点検費用が高止まりしていました。
- しかしながら、80年代以降、非メーカーの保守専業の独立系メンテナンス会社が登場し、メーカー系の半額以下の点検費用で受託するようになりました。
- 当初は各メーカーから独立系業者に対して交換部品が供給されにくい等の問題が生じましたが、独占禁止法の強化に伴い解消されました。
- 保守契約には、「フルメンテナンス(FM)契約」と「POG契約」の2つがあります。FM契約の場合には、保守業者が消耗品のみならず部品交換の費用も負担します。
業務範囲 | フルメンテナンス(FM)契約 | POG契約 |
点検・給油・調整 | 〇 | 〇 |
消耗品の交換 | 〇 | 〇 |
部品の修理・交換 | 〇 | × |
- メーカー系業者の委託費は、独立系業者と同仕様で比較して2倍程度価格が高いのが実情です。
- ただし、FM契約の場合メーカー系から独立系に切り替えることができるのは、原則として築20年を経過するまでです。
検討のポイント
契約方式の変更に関する注意点
FM契約をPOG契約に変更することは可能ですが、それ以降についての部品交換や修繕費については管理組合側の負担に変わるため注意が必要です。
なお、現在POG契約のエレベーターについては、途中でフルメンテナンス契約に変更することはできません。(設備更新後は可能)
高速エレベーターは対象外
制御装置の構造が複雑なため、メーカー系の保守業者に委託せざるを得ないのが現状です。
- お見積りをご希望の方は、上記「適正価格を送信」後に届くメールからお問い合わせください。
- マンション管理全体の見直しをご検討の方は「マンション管理見直し本舗」をご覧ください。