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【ブログ】管理費会計が苦しいからと言って、修繕積立金からの資金流用はNG!

管理委託費の適正診断を依頼されたマンション管理組合で、直近の決算実績を確認していたら、修繕積立金会計から管理費会計に100万円強の資金組み入れが行われていることに気づきました。

 

修繕積立金の使途については、国交省の「標準管理規約」で以下のように定められています。

積み立てた修繕積立金は、次の各号に掲げる特別の管理に要する経費に充当する場合に限って取り崩すことができる。


1. 一定年数の経過ごとに計画的に行う修繕
2.不測の事故その他特別の事由により必要となる修繕
3. 敷地及び共用部分等の変更

 

したがって、管理費会計の資金がショートしたからと言って、安易に修繕積立金会計の資金を流用するのはNGなのです。

 

この管理組合の決算データを精査してみたところ、この「資金組入れ」を行った背景にはマンション保険の契約更改があったことが分かりました。

 

マンション保険の場合、「1年契約」と「5年契約」の選択が可能です。

契約期間が長い方が保険料の割引を受けられるので、一般的には5年契約を締結するケースが多いと思います。

 

ただ、5年契約を選択した場合は、手続き上5年分の保険料を一括精算する必要があります。

 

もし管理費会計の「繰越剰余金残高」が4年分の前払保険料に満たない場合、あるいは剰余金があっても管理費の滞納などの理由でキャッシュが不足している場合には管理費会計の範囲では精算ができないことになります。

 

このマンションの場合も、まさにその通りで、繰越剰余金はそこそこあったものの、管理費の滞納も発生しているため、管理費会計だけでは完結することが当時は難しかったものと推察されます。・・・続きはブログで!

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